骨盤が歪む原因にもかかわらず、見逃しやすいのは日常で無意識のうちにとっている姿勢や癖です。これらは、気づかないうちに骨盤を歪ませる要因となっています。 ここでは具体例を挙げていきましょう。


【座るとき足を組む】
試してみるとわかりやすいと思いますが、座りながら足を組むと、猫背になっていることが多いです。

次に、背筋を意識してまっすぐ伸ばしてから、足を組んでみてください。
おそらく大半の人が足を組むどころか、足がほとんど上がらなかったでしょう。
これは良い姿勢、つまり骨盤が立っており、左右の坐骨に均等に体重がかかっているときには足は組みづらいからです。

逆に言えば、足を組んでいるときは骨盤が後ろに傾き、また上になっている足によって左右どちらかにも傾いているのです。 そのため、使う筋肉も左右で変わってきてしまい、結果的に骨盤がずれ、歪んでしまいます。


【ショルダーバッグ・手提げバッグ】
これらは、人によって左右どちらの肩にかけるか、どちらの手に持つかということが、ある程度固定化していることが多いです。
毎日同じほうの手でバッグを持っていると、重心が傾き、骨盤も歪んでしまいます。
なので、できるだけ左右で持ち替えたりする習慣をつけましょう。それが難しければ、リュックを使うことで、左右均等に負荷をかけられるので試してみてはいかがでしょうか。


【片側咀嚼】
要するに、物を噛むとき、常に同じ一方の奥歯で噛むことです。
ホントにこんなことが骨盤の歪みに関係あるの?と思われるかもしれませんが、こういった小さいことでも、積み重なれば十分、歪みの原因になります。
片側でばかり咀嚼をしていると、その片側の筋肉だけ使われ、負荷が偏ってしまうようになります。これによって重心がずれ、骨盤が歪んでしまいます。

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